小田急町田の東口から続く絹の道で二六の市が盛んに行われていた頃から、町田の真ん中で常に賑わいをみせていた【柾屋商店】。幾度の改装や市の都市再開発を経て現在の店構えになったが、歴史は古く今年で創業115年を迎える。しかし、いつの時代でも変わらないのは日本古来の乾物と、先人の智恵の詰まった食文化を伝え続けたいという創業からの想い。柾屋商店でしか手に入らない最高級の『鰹節』を求め、何代にも渡って通い続けるファンもいる。小さくなって削りにくくなってしまった鰹節はお店で削ってくれるなど、きめ細かいサービスも嬉しい。